【英検&TOEIC頻出項目】 分詞の正体と、後置修飾の謎を解き明かします。
英検でもTOEICでも、何度も出てくる英文法があります。
その一つが後置修飾です。
後置修飾という言葉は、私は最近まで知りませんでした。
高校生の生徒に質問されて、初めてその言葉を知りました。
知らないことは、すぐに調べます。すると、すぐに答えが得られます。
後置修飾とは、読んで字のごとく、後に置いて修飾することです。
通常、beautifulのような形容詞は、前から名詞を修飾します。
これを、前置修飾と言います。(これも調べました。)
細かい事は他のサイトに任せますが、今日お伝えするのは
『分詞の後置修飾』です。
テストで何度も出ます。会話でも使います。
しっかりマスターしましょう。
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分詞の後置修飾。
と言われても、分詞が何なのかわからない人は多いです。
あなたもそうではありませんか。
分詞とは、動詞を分けて使う言葉(詞)なんです。
例えば以下の例文を御覧ください。
There is a running dog. 現在分詞
I saw a broken window. 過去分詞
runningとbrokenが、分詞と呼ばれるものです。
おわかりいただけると思いますが、分詞は形容詞です。
一見、動詞に見えますが、形容詞として使うのが分詞の正体です。
走っている犬
壊れた窓
どちらも、名詞を修飾(説明)しています。
名詞を説明する言葉を、形容詞といいます。
だから、分詞は形容詞なのです。
これが分詞の正体です。
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先ほどの例のように、名詞を前から修飾することを前置修飾といいます。
しかし、この分詞に何らかの句を伴うとき、後置修飾が起きます。
言葉にすると、難しく感じますね。
例文を見ると、理解できますよ。
There is a dog running in the park.
I saw a window broken by the ball.
このように、分詞に別の語句がくっつくと、後置修飾する、というルールがあるのです。
後置修飾の謎がこれで解けましたね。
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このような文法事項は、英文法の基礎がないと理解できません。
おなが英語教室で楽しく学んでください。
英文法を学ぶのには、順序があるのです。
基礎を1つずつ、紙を重ねるように、積み上げていきましょう。
紙のダンボールは結構重たいです。
積み重ねは以外と大きな力になるのです。
P.S.
今日の夢の種、最速で仕上げました。
興味のある方はどうぞご一読を。
一つの能力を伸ばせば、必ず他の能力も伸びる。
The seed of dreams --- 夢の種 ~今日を少し楽しくするコツ~
この記事は執筆&校正に37分かかりました。うーむ。