onagacafe’s blog

おなが英語教室

プロフィール:翁長貴之(おなが たかの)1972年生。1996年オレゴン大学心理学卒、ホテル、警察の通訳を経て、2007年からおなが英語教室を運営。英検1級英語講師、幸せカウンセラ、秘密家。趣味は園芸、リフォーム、家族とのひと時。

英会話とは、Q&Aの事です。




英会話ができるようになりたい。
でも、質問はしたくない。

それは、

料理はしたいけど、包丁は持ちたくないと言っているのと同じです。

英会話とは、「質問と答え」の積み重ねです。
だから、質問すること自体を普段から練習する必要があるのです。


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私がアメリカに行った時に、驚いたことがあります。

大きなクラスでは、一人の先生に対して、200名程度の生徒が授業を受ける、という事がよくありました。

その教授が、「それでは質問はありますか」、と尋ねると、3分の1ぐらいの生徒がワーッと手を上げるのです。

もちろん、全員の質問に答えることはできないので、その中の数人が実際に質問をし、また授業が進む、というスタイルが多かったです。

私がびっくりしたのは、「ここは質問をすることが当たり前の社会なんだ」、ということです。


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質問をし、それに答える。
考えてみると、会話とは、その繰り返しです。

How are you? - I'm good.
Is it hot outside? - I guess so.
How do you like the weather? - I kinda like it.

(質問者交代)

How about you? Do you like this weather? - Well, I don't really like it.
Why is that? - It exhausts me when it's hot.
What do you do then when it's hot? - I rather stay home or somewhere else where I can read books. Do you read books?

(質問者交代)

I read what's on the web. You know, smartphones are addictive. Do you have one? - Of course, I do. I have two of them.


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ささっと英会話を創作してみましたが、内容は理解できましたでしょうか。
英会話というのが、質問と答え、Question & Answerで成り立っているのがわかります。

だから、普段から質問をする習慣をつけましょう。

おなが英語教室では、最初に「質問はありませんか」、という問いかけから授業を始めています。

それは、質問すること自体が、英会話力の基礎的な力だからです。
力、というよりは、態度と言ったほうが良いかもしれません。

常日頃の考えが、態度に表れます。
その態度は、行動に変わります。

何度も質問していいんだ。(思考)
ようし、今度は質問するぞ。(態度)
先生、質問があります。(行動)

最初に、あなたが質問する習慣を持つのです。
すると、その習慣があなたの人生を変え、英語力を飛躍的に伸ばす力となります。


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今日も良い質問に出会える一日となりますように。