onagacafe’s blog

おなが英語教室

プロフィール:翁長貴之(おなが たかの)1972年生。1996年オレゴン大学心理学卒、ホテル、警察の通訳を経て、2007年からおなが英語教室を運営。英検1級英語講師、幸せカウンセラ、秘密家。趣味は園芸、リフォーム、家族とのひと時。

テキサス時差ボケ日記③ ~道のり編・後編~


(写真はホテル・ザザのプールサイドにて)​


さて、前回は
・【国際線に備える】
・【乗り継ぎに備える】

などのお話をしました。
今回はその続きです。

今日の記事の流れとしては、

【機内で快適に過ごすには】
【ドキドキの入国審査】

の二つに分けてお話します。

まずは、
【機内で快適に過ごすには】です。

今回は、私にとって生まれて初めての”超”長距離フライトです。
14時間もシートから動けないのですから、エコノミー症候群などの心配もあり、色々と調べました。

しかし、結果から言うと、普段から健康に気をつけていれば、それほどキツくもなく、足がむくむということもありませんでした。

ちなみに、エコノミー症候群とは、長い間同じ姿勢で特に上半身を起こした状態でいると、膝裏に血の塊ができて、それが肺にくると呼吸できず、心臓が止まることもある。そんな命を奪いかねない症状です。

問題は、どうして下半身に血の塊ができるのか、ということ。
その原因は2つ。

1つは、同じ姿勢でいるので、血の巡りが悪くなるから。
もう1つ、機内は乾燥状態が続くので、これが血の流れをさらに悪くするのです。

対策として、水分を多めに取る、お酒を控える、時々運動やマッサージをして、血の流れを良くすることに気をつけます。
水分を多めに取ると、トイレの数も増えるでしょうが、命には変えられません。多めに取りましょう。できるだけ、通路側に座りましょう。

あとは寝れるときはぐっすりと寝て、降りた時に元気でいられるよう心がけましょう。
100円ショップで買える耳栓が結構役立ちます。

ちなみに、国際線の機内にはテレビが各シートに備え付けられており、映画やゲームなど、暇しないような工夫が凝らしてありました。
あと、スマホiPhoneなどがあれば、機内モードで遊びも仕事もこなせます。機内での充電も可能です。


それではつぎに、
【ドキドキの入国審査】です。

自由の国、アメリカ。かつてはそう呼ばれていました。
しかし、2001年の同時多発テロ以降、警備の国、アメリカになってしまいました。
(というのは言い過ぎですね。)

しかし、アメリカに旅行するときは、飛行機に乗る前からESTAと呼ばれるインタネット上でできる電渡航認証システムを申請する必要があります。

一人14ドルの申請料がかかるし、入国の際は、飛行機の中で税関申告書という書類を各家庭分書かされ、飛行機から降りても結構待たされてドキドキしながら入国手続きとなります。

と、こう書くと、複雑に見えますが、入国時に必要なのは決まっています。
やることをリスト化します。入国に準備しておく必要があるのは、

1.パスポート
2.税関申告書
3.宿泊先

です。

英語で会話が行われるし、税関の職員とはいえ、腰には銃を所持しており、うかつな事を言っては捕まるかもしれない、という不安に襲われるかもしれません。

しかし、そんな事は全くありません。
旅行者は、その国にとって、無くてはならないお客様です。

だから、本当に不正な事、違法なことををしているのでなければ、堂々と、たどたどしい英語で構いません。
「旅行に来ました!」と自分の知っている英語で笑顔で話しましょう。

ちなみに今回、私達家族の入国審査をしてくれたのは黒人の女性の税関職員でした。
滞在先のホテルの名前を聞いて、「そこは良いホテルよ、よい旅を!」と笑顔で言ってくれました。

旅先でこのような優しい言葉をかけてもらえると、嬉しいものです。

道のりは長いようですが、それを楽しめれば価値あるものに変わります。
人生は一度きりです。楽しい事を探し、楽しくないものすら楽しみましょう。

さて、明日の記事は明日になってから考えたいと思います。
多分、「文化の違い」または「常識は所により変わる」というお話をしたいと思います。


Takano Onaga
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